令和からのサラリーマン大家日記

不動産賃貸業・投資・読書について気ままに語ります。

夫婦で取り組む不動産投資

先日は会社に午前半休を頂いて、有名大家さんとの面談に行ってきました。

その方の面談で変わっているのは、
面談の前に、
その方の執筆した LIFULL HOMES のコラムを全て(57記事あります)読む事、
過去のブログやメルマガをできるだけ多く読んで来ること、
今後、他のコンサルの方等と相談するのをやめる事、
などがあり、
なかなかデマンディングな要求がある事です。

そういった姿勢に拒否反応を示す方もいそうです。


指示された通りその方のコラムやブログ等を読んでいると、
何となく、不動産投資に対する先方のメッセージを感じました。

想像の域を出ないのですが、
1. 不動産投資は、堅実にとりくめば効率のよい資産形成の手段であること。
(例えば10年続けたとして、到達する資産の大きさが、一般のサラリーマンと比べて非常に大きい)
2. ある局面においては相当にストレスのかかる事業であること。
3. 新しく学ぶべき事が非常に多く、スタートを切る事がまず難易度が相当高いこと。


端的に言えば、
「結構儲かるけど、思ったよりもしんどいから、しっかり準備しないとだめだよ。」
でしょうか。

この感覚は、不動産の勉強を始めた時に何となく感じた事と一致します。

いつかブログで書いた内容ですが、
不動産投資は不労所得を得る投資ではなく、賃貸事業(労力を注ぐ仕事)である事。

誰かがそう言ったのを聞いたり読んだりしたのではなく
自分が想像して書いた内容だったのですが、

先方のコラムに同様の事が書いてあった時、
より、身の引き締まる思いをしたものです。


不動産投資に限らず、
このブログをスタートした当初から思っていたことですが、
私は今まで、非常に多くの、社会の事を知りませんでした。

税金のしくみ
資産形成という概念
銀行の役割
経済やお金の動き
AIや仮想通貨

こういった事柄に興味が無かったからです。
何故興味が無かったのか、
それは、現状のサラリーマン生活に満足し、
上を目指す気概を持たなくても、人並みには生きていけたからだと思います。

しかし、
もっと上を目指したい、サラリーマンの限界を突破したいと考え勉強を始めた時、
強烈に思い知った事が、
「どれだけ勉強を続けようと、この世の中には、知らない事が常にある。」
という事でした。
言葉にすれば当たり前の事です。
ただ、「考えれば分かる事」と、「思い知る事」は全然違います。

それは、意識的に勉強する内容の取捨選択を促すと同時に、
常に新しい問題に直面する可能性を潜在的に認識できるようになります。


幸いに、私たちは夫婦で、資産形成の目標を持って取り組んでいます。
一人で進むよりも、
話し合いや、時には意見の対立も織り込みながら、
二人のセンスでバランスを取りながら進んでいける事は、
大きな強みであると思っています。
人間ですから、当然好き嫌いもあります。


リスクに対する感覚も違うでしょうし、

善後策としてのアイデアの量も種類も2倍です。

私たち夫婦はお互い、不動産の世界に関しては世間知らずの初心者ですから、
どちらが優れているとか、より知識があるとうものではありません。
得意な部分、苦手な部分を補完しあいながら、
しっかり手を取り合って前進していくのが正解のはずです。

 

一人は停滞感を感じていても、
一人は次のステップへの充電期間ととらえる事がきるかもしれない。

 

一人は後悔を感じていても、
一人は貴重な経験であったとプラスに考える事ができるかもしれない。

 

一人はこれで間違い無いと意気込んでも
一人は冷静さを促し、落ち着きを取り戻させてくれるかもしれない。


これは、何も不動産に限った話では無く、
子育てなんかでも当てはまりますね。

到達すべき目標を見据えつつ、
昨日よりも少しだけ自己を高めながら、
まずはスタートラインに立つことを目指して準備したいです。


今後は、先方に定期的に進捗を連絡しながら、
都度モニタリングして頂けるようです。
課題図書等も指定がありました。
成功されてる大家さんの勧める書籍とあって、
不動産業者目線のものとまた違った発見がありそうです。